オタクで低所得の派遣OLが1年で100万円貯金するブログ

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25歳・派遣社員、それほどiDeCoに魅力を感じません

最近話題の個人型確定拠出年金、制度が変わって誰でも入れるようになったことで国と各金融機関が猛プッシュしてきてますね。

日経電子版でも特集組まれてるのをこの間チラ見しました。

どこを見ても「iDeCoはいいよ〜みんなやりなよ〜」っていうダイマ・ステマばかりなので、ひねくれ者の私は「本当にiDeCoっていいの?罠があるのでは?」というネガキャンをせっせとします。別にiDeCoに恨みがあるわけではないよ。

 

なんか年金の話に偏りすぎな気がするけど、実際私が今最も興味があるのが老後資金なんだからしゃーない。私の気が済むまでお付き合いください。

他の年金の関連の記事は下記からどうぞ。

 

rie-mom.hatenablog.com

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個人型確定拠出年金とは

個人型確定拠出年金、略してDC(ディーシー)、またの名をiDeCo(イデコ)。

個人型(=個々人で加入する)の確定拠出(=掛け金が決まった)の年金です。原則として60才以上であれば、年金として月々決まった金額を受け取ることも、一時金で受け取ることもできます。受け取り開始の年齢は加入年数が10年以下の場合、段階的に引き上げられていきます。

ただし、契約者死亡の場合を除き、60才までは決して引き出すことはできません。

制度としては、他の公的年金制度よりも、個人年金保険や学資保険なんかに似ています。

 

メリットとしてよく言われているのは以下の3つ。

  •  掛け金の全額が所得控除される
  •  運用益が非課税
  •  受け取るときにも税制優遇制度アリ

 

メリットについてはいろんなサイトやブログでさんざん書かれていると思うので、詳しいことはここでは割愛します。

60才まで決して引き出せないというのも、老後資金の形成という目的から考えると充分メリットですね。使ってしまう心配がなく、長期運用ができるわけですから。

 

逆に私の思うデメリットは以下。

  •  投資なので損が出る可能性アリ
  •  もろもろの手数料がかかる
  •  金融機関などの倒産リスク
  •  原則、途中で脱退できない
  •  死亡後遺障害以外の理由では60才まで引き出せない
  •  受け取るときに課税される

 

死亡・後遺障害以外の理由では60才まで引き出せない

これが、個人的には本当にネックで。今もさして貯蓄があるわけでも、生活に余裕があるわけでもない私には非常に厳しい条件に感じます……。

「老後資金なんだから、使わなくて当然じゃん?」と思われるかもしれませんが、考えてみてください。急に病気になって大きなお金が必要になった場合や、交通事故などでケガをした場合、親になにかあった場合、何らかの事情で長期間働けなくなった場合……急にまとまったお金が必要になる可能性は、決して低くないと思います。

そんなとき、自分の定期や普通口座には100万円しかないけど、iDeCoの口座には300万円ある!と思っても、その300万円は使えないので、普通口座や定期で足りない分はどこかから借りないといけない……なんてことになりかねないのです。これって結構困りますよね?

また、私は今のところ両親と祖母以外の家族がおらず、遺産を残す相手がいないのですが、「あなた余命3か月ですよ」とお医者さんに言われた場合も、iDeCoで積み立てたお金は使えません。私が死んだら引き出せます。

それってなんか……なんか納得いかなくないですか!?残す相手もいないのに後生大事にとっておかなきゃいけないなんて……多少面倒でも、医師の診断書とか役所の許可とかがあれば引き出せるようになってほしい……。

 

原則、途中で脱退できない

また、収入が安定しない、仕事も不安定な私のような底辺の人間には、「原則、途中で脱退できない」というのも非常に頭の痛いところです。

生活がままならなくなってもやめられないiDeCo……。

もちろん、途中で積み立てを中止することはできます。その間も投信とか買っておけば勝手に運用はしてくれます。が、その間も決して安くはないiDeCo口座の維持・管理手数料などがそれまでに積立、運用してきたお金から引き落とされ続けていきます……。積立中止期間が長いと、元本もなくなっていることもなきにしもあらず。

そういう不安を派遣先の社員さんに話したところ「働き続けてやめなきゃいいんだよ」と言われたんですけど……いや、そんなのわかんねーから……結婚して子供産んで専業主婦になる可能性だってあるし(※専業主婦でもiDeCoは続けられますが、節税効果などのうま味はほぼなくなります)、派遣更新してもらえないこともあ

るし、病気になったりやむを得ず働けなくなることだってあるし……。

 

確定拠出年金はそもそも自営業の人向けの制度?

こう見ていくと、iDeCoって、そもそもが個人事業主とか自営業の人向けの制度だっただけあって、生涯元気に働く、仕事(=収入)はなくならないということを前提とした制度なんだな〜としみじみ思いますね。

会社を寿退社して〜とか、クビになって次がみつからなくって〜とか、そもそも派遣社員とか、そういうよくありそうなパターンも最初から念頭にないわけですな。厚生年金に加入してる会社員とかもつかえるようになったよ!っていうなら、そのへんもっとどうにかしてほしいところではありますが。

ほんと、日本のそういう気の利いたところ大好きですよ、ほんと。マジクールだわ。

 

派遣社員には不向き?

まあ、そうだろうね。と言わざるを得ないよね。収入も雇用も安定しない、貯金もない、低所得者にはハードルが高すぎる……。

誰でも加入できる!イコール、誰でもお得!とは限らないわけですな。まあなんでもそうだろうけど。

いやいやあなた、それでもこのiDeCoはやっておいた方がいいよ!断然お得だよ!!と思われる方がいらっしゃいましたら、ぜひぜひご教授ください。老後に備えたい気持ちはめちゃめちゃにあるんです!自分でコツコツ貯めて運用する以外のよさげな方法が見つからないだけで!!!

 

とはいえ、今現在、私は正社員を目指しているので、どっかで正社員として働くようになったらまた検討すると思います。税金のことだけ考えたら、iDeCoは本当にお得だと思いますし。

そんな感じで、「みんながお得だよって言うから加入しなきゃ!」と思っている人はちょっと考えてみてください、というお話でした。だってそれ、政府と金融機関のポジショントークかもよ?

 

私が加入を迷っている間にiDeCoの制度がもう少しマシになるよう祈ります。マシになったら正社員になってからとか生ぬるいこと言わずすぐに検討するのに。

ねえ、政府よ。そこんとこどうなんだい。